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なんと、ドイハツ、いやダイハツの車に手を出してしまった。
しかも、まんまと掴まされた。部品取りにしかならないボロに大金を。
オクではほんとに騙されてばかりだ。

聞くも涙、語るも涙のレストア記録は後日上げておく。→ 白マソ修復記。

とりあえずやっと形になった。路上復帰できた。




G201S シャレード デ・トマソ ...なのだが
このビアンカというモデルはその廉価版なのだ。
シャレード デ・トマソと言えば、チューンされたエンジンに
欧州産の各パーツでドレスアップされたお洒落な車、
のはずだった。
このG200型シャレードは、車格をワンランク上げてスターレットや
マーチなどと同じ土俵に乗ってしまったばかりに、販売では苦戦を
強いられた。なのでデ・トマソも数が出なかったのだろうか。
このままでは専用チューンのエンジンやサスの元も取れない。
数を出すために、エイヤッの廉価版投入?
このデ・トマソ ビアンカは、元のデ・トマソには有料オプションだった
ホワイトのボディカラー(ビアンカとは白のこと)を奢った代わりに
レカロのシートや電動格納ミラー、オーディオ、リヤディスクブレーキまでもぎ取られ
タイヤまで1サイズ細くされてしまい、元のデ・トマソから約20万円ものバーゲンに
成功した物だ。カタログ写真はともかく、実車はとても残念至極の物だった。








ネットを探るとこのシャレード デ・トマソのずっと以前に書かれた記事が少々出てくる。
G201Sのデ・トマソは標準のボディカラーが赤と黒とこのビアンカの白、たった3色しかない。
なのでその色と合わせて赤マソ、黒マソ、白マソなどと呼ばれているらしい。
だとしたら私のこの車も白マソ号ということになる。





乗ってみれば、なかなか軽い身のこなし
今時の軽自動車と同等の車重に、軽の倍の出力のエンジンを積んでいるのだ。
920kgの車重に125psは充分なパワー、かつ反応の鋭い自然給気エンジンのおかげで
気持ち良く走ることができる。





シャレードの5速ミッションはワイヤー式操作ではなくリンケージ式。
シフトフィーリングはスイスポやアレックスほど悪くはない。





デトマソ専用チューンのエンジン。遮熱板で見えないがエキマニもステンレス製
独立ブランチ、マフラーも含めて専用品。なかなかいい音である。

このシャレードはリヤサスも独立式。昨今のコスト重視のトーションビームリジッド
と違い 乗り心地、操縦安定性は格段に上だ。スイフトのドタバタサスとは大違い。
昔のクルマはよくできている。


手間と金をかけて経年からくる不具合は全部完治させた。

あとは日々馬車馬のようにこき使うのみ。手間と金の分くらいは活躍してください。

 

追記;それから買い物の足、通勤等にやっと3000kmほど乗ったのだが
次期車を衝動買いした都合上
マソ君にはドナドナしてもらう事になった。
かけた費用なんて到底回収できない。
何十万円もドブに捨てたような物だった。
悔しくて仕方ない。
他人が損するのを見るのは楽しいだろう、ここを見ている諸君。

損失金額が判明した。実に35万。
7か月乗って35万の損失。月に5万
有り得ん。

呪ってやる。

 

7か月乗った感想。
やはりダイハツはダイハツ。
軽自動車のクオリティでしかない。
乗り心地もハンドリングも取り回しも
スイフトよりもアレックスよりも断然良かった

各部の造り、耐久性は軽自動車並みでしかない。
まだ壊れる前から、次にどこが壊れるか
ビクビク怯えながら乗るのは
精神衛生上も全く宜しくない。
どこが壊れても、もう部品が出ないのだ。
技術力ではダイハツも他社と遜色ないようだが
品質は軽自動車、かつトヨタグループ。
長く乗るよりは買い替えを急かされる類のものだ。

今日とうとう売却、引き渡してきた。
あれだけ金かけてこの顛末は残念だが
勉強にはなった。どんな車でも乗ってみないと判らない。
前を向いて、もっといいクルマを夢見て
残りの人生 もっと気持ちよく生きよう。

 

 

 

 

 

 

 

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