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SV400を泣く泣く手放して数か月
同じ赤色で初期型カウル無しシングルディスクのSV400が
また出されていたのだ。
今度のは長期放置車で程度は悪いが、その代わり安い。
またポチッた。
手元に来たのは2月半ば。それから少しずつ部品を集め
コツコツと直して先日やっとナンバーを取れた。

苦難の修理記はこちら

ツーリングに行ってみた。

ツーリング '23年6月

 

今度のは'98年式 車体番号も100番台の最初期型。

見た目完全フルノーマル。

テールに付くグラブバーはSV650の装備。テールカウル(の真ん中)ごと交換されたらしい。

 

見慣れた姿

 

メーターの液晶が薄くて見難い。走行距離は34,400km。

 

 

タイヤと前後ブレーキパッドは新調した。

タイヤは今回も純正からサイズダウン。更にバイアスとする事で
とても乗り易く軽快な動きになった。

前回のSVを千数百km乗って自分なりに分かったつもりだったが
今回、フルノーマル車に乗ってみて気が付いた事

純正マフラーはかなりフン詰まり感が大きく、その代わりエンジン特性が
とてもマイルドになる。スロットルレスポンスがそれなりに穏やかなので
エンブレもそれほど強くなく、これなら初心者でも乗れるだろう。
まだ高回転まで回してないが、前回のヨシムラマフラー付きの物ほどは
回らないだろう。マフラーはそのうち交換したい。

今回の車体はサイドスタンドの角度がまともだった。
前車の寝過ぎたサイドスタンドは個体差なのか?

長期放置車だが以前の持ち主がメンテナンスしたのか
サスは今のところ前後とも それほど抜けてはいない。
なのでエンブレで車体が前後に揺すられる感も
あまりない。これはいい事だ。

 

追記;

マフラー、ハンドルを交換した現在の姿

 

 

レプリカ世代の我々には変なアップハンは乗り難い。
この角度がやはり適切で乗り易い。

 

エンジン特性がマトモになった。もっと走ろうという気にさせる。


'23.7.14 追記

走行距離は35,700kmを超えた。
先日のツーリングの最後にバッテリー上がりを起こしたので
原因究明と対策を講ずることにする。

バッテリーを充電した後、テスターで電圧を測る。
アイドリング時で12.5Vぐらい。アクセルを開けてもあまり変わらない。
どうやら充電系統が死んでるようだ。
サービスマニュアルを見ながら、ステータコイルからレギュレータへ行く
カプラを外し、ステータの充電電圧を測る。(ちょっと怖いが)
170Vぐらいは出ていたのでステータは生きているようだ。
犯人はレギュレータか。

Amazonでアジア製の安いレギュレータを買ってみた。

が 写真では5極端子に見えた物が届いた物は6極だった。
コネクターの形状も異なる為 配線を加工して装着したが
その際ショートさせてしまいメインフューズが飛ぶ。

メインフューズは普通の平型30A。

このメインフューズの位置はサービスマニュアルにも無く
ネットで調べてやっと発見。とても分かりにくい場所にある。

なんとか装着してみたが充電電圧は12Vに届かず。
本体も異常発熱。これは外した。

仕方なく再び合いそうな物をネットで探す。
ヤマハSR125用との事だったが届いた箱には
スカイウェーブ用とある。コネクターは5極だった。

 

ボルトをM6首下25の物に交換して装着してみた。

充電電圧は14V。治ったようだ。

 

充電不良のバイクに時々当たる。
GSX750E4やグースの時はステータコイルそのものが
ダメだった。SV400はレギュレータの劣化が原因の事が
多いようだ。ネットに同様の記事が散見される。

 

近況。グリップを交換しミニカウルを付けたツーリング仕様。

 


 

’23.7 某日

所有台数が増え過ぎ、金も無くなった。
残念ながら手放す事にした。

一年乗ってみていろいろな事が分かった。
普段使いからツーリングまで一台で何役もこなす優等生バイクだった。
ツーリングにはあまり行けなかったけれど地元のワインディングには
何度も行った。そして自分の腕の未熟さを毎回思い知らされるのだった。
いや、少しは上達した筈である。このSV400のおかげで。

 

 

 


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