SV400を泣く泣く手放して数か月
同じ赤色で初期型カウル無しシングルディスクのSV400が
また出されていたのだ。
今度のは長期放置車で程度は悪いが、その代わり安い。
またポチッた。
手元に来たのは2月半ば。それから少しずつ部品を集め
コツコツと直して先日やっとナンバーを取れた。
今度のは'98年式 車体番号も100番台の最初期型。
見た目完全フルノーマル。
テールに付くグラブバーはSV650の装備。テールカウル(の真ん中)ごと交換されたらしい。
見慣れた姿
メーターの液晶が薄くて見難い。走行距離は34,400km。
タイヤと前後ブレーキパッドは新調した。
タイヤは今回も純正からサイズダウン。更にバイアスとする事で
とても乗り易く軽快な動きになった。前回のSVを千数百km乗って自分なりに分かったつもりだったが
今回、フルノーマル車に乗ってみて気が付いた事純正マフラーはかなりフン詰まり感が大きく、その代わりエンジン特性が
とてもマイルドになる。スロットルレスポンスがそれなりに穏やかなので
エンブレもそれほど強くなく、これなら初心者でも乗れるだろう。
まだ高回転まで回してないが、前回のヨシムラマフラー付きの物ほどは
回らないだろう。マフラーはそのうち交換したい。今回の車体はサイドスタンドの角度がまともだった。
前車の寝過ぎたサイドスタンドは個体差なのか?長期放置車だが以前の持ち主がメンテナンスしたのか
サスは今のところ前後とも それほど抜けてはいない。
なのでエンブレで車体が前後に揺すられる感も
あまりない。これはいい事だ。
追記;
マフラー、ハンドルを交換した現在の姿
レプリカ世代の我々には変なアップハンは乗り難い。
この角度がやはり適切で乗り易い。
エンジン特性がマトモになった。もっと走ろうという気にさせる。
'23.7.14 追記走行距離は35,700kmを超えた。
先日のツーリングの最後にバッテリー上がりを起こしたので
原因究明と対策を講ずることにする。バッテリーを充電した後、テスターで電圧を測る。
アイドリング時で12.5Vぐらい。アクセルを開けてもあまり変わらない。
どうやら充電系統が死んでるようだ。
サービスマニュアルを見ながら、ステータコイルからレギュレータへ行く
カプラを外し、ステータの充電電圧を測る。(ちょっと怖いが)
170Vぐらいは出ていたのでステータは生きているようだ。
犯人はレギュレータか。Amazonでアジア製の安いレギュレータを買ってみた。
が 写真では5極端子に見えた物が届いた物は6極だった。
コネクターの形状も異なる為 配線を加工して装着したが
その際ショートさせてしまいメインフューズが飛ぶ。
メインフューズは普通の平型30A。
このメインフューズの位置はサービスマニュアルにも無く
ネットで調べてやっと発見。とても分かりにくい場所にある。なんとか装着してみたが充電電圧は12Vに届かず。
本体も異常発熱。これは外した。
仕方なく再び合いそうな物をネットで探す。
ヤマハSR125用との事だったが届いた箱には
スカイウェーブ用とある。コネクターは5極だった。
ボルトをM6首下25の物に交換して装着してみた。
充電電圧は14V。治ったようだ。
充電不良のバイクに時々当たる。
GSX750E4やグースの時はステータコイルそのものが
ダメだった。SV400はレギュレータの劣化が原因の事が
多いようだ。ネットに同様の記事が散見される。
近況。グリップを交換しミニカウルを付けたツーリング仕様。
’23.7 某日
所有台数が増え過ぎ、金も無くなった。
残念ながら手放す事にした。一年乗ってみていろいろな事が分かった。
普段使いからツーリングまで一台で何役もこなす優等生バイクだった。
ツーリングにはあまり行けなかったけれど地元のワインディングには
何度も行った。そして自分の腕の未熟さを毎回思い知らされるのだった。
いや、少しは上達した筈である。このSV400のおかげで。